将棋界唯一のドラフト会議を経て決定したチームによる団体戦がこのAbema将棋トーナメントです。
優勝賞金はなんと1000万円と高額で、第6回目となる今大会から5つの個人賞が設けられています。
全ての対局はAbemaTVにて放送され、見逃されたかたも、AbemaTVに登録することで、ドラフトから全て見逃し視聴できます。
目次
各チームのメンバー
各予選リーグごとにチームメンバーを紹介します。(称号と段位はドラフト時点でのもの)
Aリーグ
【チーム永瀬】
永瀬拓矢王座、増田康宏六段、本田奎五段
【チーム豊島】
豊島将之九段、木村一基九段、池永天志五段
【チーム稲葉】
稲葉陽八段、服部慎一郎五段、出口若武六段
Bリーグ
【チーム羽生】
羽生善治九段、伊藤匠六段、梶浦宏孝七段
【チーム山崎】
山崎隆之八段、中村太地八段、佐々木大地七段
【チーム斎藤】
斎藤慎太郎八段、黒田尭之五段、冨田誠也四段
Cリーグ
【チーム天彦】
佐藤天彦九段、三枚堂達也七段、戸辺誠七段
【チーム広瀬】
広瀬章人八段、近藤誠也七段、石井健太郎六段
【チーム菅井】
菅井竜也八段、船江恒平六段、西川和宏六段
Dリーグ
【チーム康光】
佐藤康光九段、高見泰地七段、大橋貴洸七段
【チーム糸谷】
糸谷哲郎八段、森内俊之九段、徳田拳士四段
【チームエントリー】
郷田真隆九段、行方尚史九段、古賀悠聖五段
Eリーグ
【チーム藤井】
藤井聡太竜王、澤田真吾七段、齊藤裕也四段
【チーム渡辺】
渡辺明名人、佐々木勇気八段、岡部怜央四段
【チーム千田】
千田翔太七段、西田拓也五段、藤本渚四段
5つの個人賞
第6回大会となる今大会から新たに5つの個人賞が設けられました。
- 最多勝(大会で最も勝ち星をあげた棋士)
- 最高勝率賞 (大会で最も高勝率だった棋士)
- 最多対局賞 (大会で最も対局数の多かった棋士)
- 予選最高成績賞 (予選で最も勝ち星をあげた棋士)
- 敢闘賞 (初出場者で最も高勝率だった棋士)
同数(同率)の棋士が複数出た場合は…。
- 勝率が高い(勝数が多い)
- チームの上位
- 決定局の勝数
以上の順に対象者を選びます。
Abemaトーナメントのルール
チーム戦となっており、先に5勝したチームの勝ちとなります。(最大9局)
なお、1人につき対局できるのは最大3局までで、かつ、チームの全員が最低1回は対局しなければいけません。
対局者はチーム内で話し合って決めます。
第一局目のみ振り駒を行い、その後は先手後手を交互に入れ替えて対局していきます。
4勝4負の最終第9局目では再度振り駒により先後を決めます。
簡単にまとめると…。
- 先に5勝したチームの勝利
- 一人最大3局まで
- 一人最低1局
- 対局者はチーム内で決める
- 1局目に振り駒
- 2局目以降は先後入れ替えて交互に指す
- 9局目も振り駒
予選リーグ
予選のリーグ戦はリーグ内で総当たりとなり、3チーム中、上位の2チームが決勝トーナメンへ進出できます。
勝利数が並んだ場合は得失点差(チーム戦での勝利数敗北数)により順位が決定します。
2023年の4月から7月にかけて全ての予選対局を行います。
決勝トーナメント
トーナメント戦ですので、チームで負けると敗北が決定します。
優勝したチームに賞金1000万円が贈られます。
決勝トーナメントは2023年の7月から9月にかけて行われると思われます。
フィッシャールール
予選も決勝も全ての対局はフィッシャールールで行われます。
フィッシャールールとは…。
- 5分切れ負け
- 1手指すごとに持ち時間が5秒増える
チェスではよくある特殊なルールですが、第1回大会からフィッシャールールで行われています。
現在、第6回ABEMATVトーナメント2023がABEMATVで毎週土曜日の19時から放送されています。
ABEMAプレミアムに登録すれば、ドラフト会議から決勝戦まで全て視聴できます。ぜひ下記リンクから14日間無料でご視聴ください。
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