升田幸三【高野山の決戦】大山戦で大ポカをした升田幸三「錯覚いけない、よく見るよろし」 将棋界で有名な大頓死を生んだ「高野山の決戦」について解説している記事です。 1948年2月、和歌山県の高野山で名人への挑戦者決定戦が行われました。 対局者はA級順位戦で1位だった升田幸三とB級順位戦で1位だった大山康晴です。 将棋史を代表する大山升田の二人の因縁の対決の始まりともいえる最初の番勝負です。 2020.12.13升田幸三
升田幸三【升田幸三】名人に香車を引いた伝説の棋士 「名人に香車を引いた男」と言われる升田幸三。 後にも先にも名人相手に香落ちで将棋を指したのは升田幸三ただ一人。 伝説となった大棋士の名人に香車を引いた結末。そして後日談を書いています。「喜びがね、日々段々膨れ上がってきた。もう、人は死んで、(自分も)いつ死んでもいいが、何百何千年経ってもね、俺の名前は残るというね。 時が経つほどね、やっぱり負かしといてよかったと。 将棋が始まって私だけだから。名人に駒をおろした人は。」 升田幸三 2020.12.04升田幸三
戦法・戦型・囲い【四間飛車の歴史】対居飛車との栄枯盛衰の歩み 四間飛車は、序盤は囲いに専念し、居飛車からのカウンターを狙いという戦法で、目的がわかりやすくはっきりしている戦法であるため、四間飛車はアマチュアの将棋指しの方々にとって、最も馴染み深く、最初におすすめされる戦法ではないでしょうか? そ... 2023.05.16戦法・戦型・囲い
大山康晴【大山康晴の盤外戦術】嫌がらせの域に達している大山将棋の裏の顔 大山康晴大名人といえば盤外戦術でも有名です。 首を差し出した相手の首を取らずに、全駒モードに入る大山名人は屈辱的な手を指し、相手にトラウマを植え付ける盤外戦術の名人でもあります。 盤外戦術で変わってしまった加藤一二三。羽生善治の青森事件。 そして、盤外戦術が効かなかった棋士・中原誠。 2020.12.16大山康晴
その他の将棋指しエピソード【小池重明】伝説の真剣師の一生を解説【伝説の将棋指し】 「新宿の殺し屋」と呼ばれた真剣師”小池重明”を紹介している記事です。 加賀敬冶との通天閣の死闘で日本一の真剣師になり、プロ殺しと呼ばれるまでに至った小池重明。 A級八段の終盤力で将棋は怪物のように強かったが、私生活では女性関係、金銭トラブル、暴力事件と問題ばかりだった。 2019.10.22その他の将棋指しエピソード