将棋のプロ棋士はどのくらい稼いでいるのか?1憶円越えの棋士はどのくらいいるのか?
将棋界の歴代の1憶円プレーヤーについてまとめでみました。
ちなみ藤井聡太先生は20代にして対局料だけで1億円を超えています。
歴代の一億円プレーヤー
以下が、1993年から2022年度までの歴代1憶円プレーヤー一覧です。
年 | 名前 | 対局料 |
1993年 | 羽生善治 | 1億63万円 |
1994年 | 羽生善治 | 1億1297万円 |
1995年 | 羽生善治 | 1億6597万円 |
1996年 | 羽生善治 | 1億6145万円 |
1997年 | 谷川浩司 | 1億1762万円 |
羽生善治 | 1億812万円 | |
1998年 | 羽生善治 | 1億1466万円 |
1999年 | 該当者無し | - |
2000年 | 羽生善治 | 1億595万円 |
2001年 | 羽生善治 | 1億1519万円 |
2002年 | 羽生善治 | 1億1048万円 |
2003年 | 羽生善治 | 1億2910万円 |
2004年 | 羽生善治 | 1億1272万円 |
森内俊之 | 1億833万円 | |
2005年 | 羽生善治 | 1億391万円 |
2006~2007年 | 該当者無し | - |
2008年 | 羽生善治 | 1億711万円 |
2009年 | 羽生善治 | 1億1278万円 |
2010年 | 羽生善治 | 1億1576万円 |
2011~2012年 | 該当者無し | - |
2013年 | 渡辺明 | 1億255万円 |
2014年 | 羽生善治 | 1億1499万円 |
2015年 | 羽生善治 | 1億1900万円 |
2016~2019年 | 該当者無し | - |
2020年 | 豊島将之 | 1億645万円 |
2021年 | 該当者無し | - |
2022年 | 藤井聡太 | 1億2205万円 |
2023年 | 藤井聡太 | ? |
将棋界にはじめて1憶円プレーヤーが誕生したのは1993年。
羽生先生が1億63万円を獲得した年になります。
当時の羽生先生は【王位、王座、棋聖、棋王】の4つのタイトルを保持していました。
それにしても、1憶63万円というギリギリ1憶円を突破してみせるあたり、さすがですね。
それからは、毎年一人のペースで1憶円プレーヤーが誕生しています。ほぼ羽生先生ですが…。
1憶円到達回数(2022年度まで)をランキングにしてみると…。
順位 | 名前 | 回数 |
1位 | 羽生善治 | 17回 |
2位 | 谷川浩司 | 1回 |
森内俊之 | ||
渡辺明 | ||
豊島将之 | ||
藤井聡太 |
となり、羽生先生だけが突出しているのがわかります(笑)
1憶円超えの対局料を獲得できるのは、ほんの一握りのプロ棋士だけのようですね。
歴代最高額も羽生先生で、七冠王の時の1995年です。
その金額はなんと、1億6597万円
もう2憶円に王手しています。
ちなみに2023年度は藤井聡太先生が確実に1憶円を突破する見込みです。
金額はまだわかりませんが、歴代最高額の1995年の羽生七冠王の時の1億6597万円を超えてくるかどうか…さらには2憶円に到達できるかどうかに注目です。
1憶円プレーヤーが2人いた年
余談ですが、1997年と2004年のみ、将棋界には1憶円プレーヤーが2人存在した年になります。
1997年は谷川浩司先生と羽生善治先生です。
1997年 | 谷川浩司 | 1億1762万円 |
羽生善治 | 1億812万円 |
1997年当時は谷川先生が【竜王・名人】そして、羽生先生が【王位・王座・棋王・王将】のタイトルを保持していました。
続いて、2004年は羽生先生と森内俊之先生です。
2004年 | 羽生善治 | 1億1272万円 |
森内俊之 | 1億833万円 |
2004年当時は羽生先生が【王位・王座・棋王・王将】そして、森内先生が【名人】のタイトルを保持していました。
前年度の2003年度に森内先生は【竜王・王将】を保持しており、2004年度の【竜王・王将】のそれぞれのタイトル戦に出場し、かつ【名人】を獲得したため、賞金額が1憶円に到達したものと思われます。
どうやら高額賞金2トップである【竜王】と【名人】のタイトルに絡んでくると、対局料は1憶円に到達するようですね。