大山康晴十五世名人の名言についてまとめた記事です。
史上初の五冠王に輝き、会長職につきながらも最後までA級棋士だった不死鳥『大山康晴』。
将棋のことや勝負のことについての名言をご覧ください。
大山康晴の名言
「一番の敵は自分自身である」
「最終的にいえば運が良かった」
「常に新しいものを求めて未知の世界を開拓していく」
「人間は、暇でぶらぶらしているようではだめだ。常に自分で次にやるべきことを考えて、それを実行すべきだ」
「一流であるためには、人には真似されない芸が必要だ」
「長所は即欠点につながる」
【将棋について】
「将棋を指すことが生きる事」
「将棋の基本は礼に始まり、礼に終わる」
「将棋は自分一人だけが頼りである。ある意味では孤独の戦いだ」
「平凡は妙手にまさる」
「良い手を指そうとするよりは、悪い手を指さないように自戒する」
「麻雀は敵陣を見る、将棋は自陣を見る」
「点滴をしながらの大局って聞いたことないね」
「終盤は二度ある」
「自分が礼を正せば、自然と駒も礼儀正しくなるものです」
「常に、この勝負が最後の一番になるんじゃないかだろうかと思いながらやりました」
「迷いが生じたときは、積極的な手を指す」
「道具を大切にする人は将棋も上達する」
「最善形にしたら、あとは悪くなるだけ」
「有利を感じたときが最大の危機」
「盤上は心の鏡である」
「優勢は魔を含む」
【棋士について】
「一時期強いというのは一時力(いっときぢから)といって誰にでもある。頂点を維持してこそ強者である」
「プロ棋士は、常にどんな戦法でも指せるように、自分を鍛えておかなければなりません」
「好調なときに運が向いてくれば、誰でも優勝はできる。しかし、一回優勝したからといって、それがトップではない。優勝を続けることが、本当のトップということなのだ」
「逃げ道を断て、というのは盤上における戦いの教訓であるが、プロ棋士を志すなら、逆に自分で自分の逃げ道を断ち、この道しかないと覚悟を決めるべきである」
「トップというものは、それなりの気品や人格といったものを兼ね備えなければならない」
【勝負について】
「勝っても喜ばず、負けても悔しがらず」
「人間というのは弱い存在なので、必ずミスしたり、間違えたりするもの」
「『不調で負けた』などとは舌を噛み切っても言ってはならない」
「助からないと思っても助かっている」
「決断に後悔なく、くやしさには落ち着きを」
「功名心をしりぞけて、平常心、不動心を持ち続けよ」
「考えねばならんのは、うまくいきすぎている時ですよ」
「魔は自分の心に住むのである」
「ギリギリのところまで自分を追い詰めて、そして開き直ると余裕が生まれてくる。その余裕が、自分の状態、相手の状態、物事の形勢を正しく判断させるから、大きな戦果をもたらす」
「勝負事は何でも一緒ですがね、負けた時は余計疲れますね」
「勝った時に喜ぶということは、相手が悲しんでるわけでしょ。相手が悲しんむ時に、あんまりニコニコするのは良くない」
「勝負には流れがある」
「決断に後悔なく、悔しさには落ち着きを」
「勝負において、奇をてらうような手に、いい手はない。いい手というのは本当は地味な手である」
【人生について】
「力に恵まれていますから千五百局以上指していますが、一局も休んだことがありません」
「三十九年間皆勤賞ですが、これはすべていかに勝つかということだけに絞って生活しているからでしょう。酒も煙草もやめました。辛くても我慢には慣れています」
「不運が続くと思ったら、虚心になって変化を目指せ。不運を幸運に変える要諦は、これしかない」
「一時の栄光を求めるよりも、長く続けることが大切だ」
【仕事について】
「天才肌の人は良い時は100点を取るが、ガタっとゼロとは言わずとも50点以下をとったりする。こんな不安定ではトップの社長なんて任せられませんでしょう」
「頭がきれる、または天才的な人。どの世界でもこういう人がトップになると思いがちですが、案外このタイプは二番手のことが多いものです。社長じゃなくて副社長という感じで」