羽生善治先生の名言を100個厳選してまとめました。
将棋に関することから、勝負に関すること、苦手な人な人に関することや、リスクに関することなどなど、天才の言葉は一味違う。羽生先生の名言から迷言までをご覧ください。
羽生善治の勝負の上で大切なこと
【勝負の上で大切なこと】
・恐れないこと
・客観的な視点を持つこと
・相手の立場を考えること
羽生善治の100の名言
- 「これ以上集中するともう戻ってこれなくなりそうな感覚に陥ることがある」
- (渡辺明に勝利後)「つまらない将棋を指した」
- 「運命は勇者に微笑む」
- 「プレッシャーは、その人の持っている器に対してかかるもの」
- 「毎回石橋を叩いていたら勢いも流れも絶対に掴めない」
- 「勝ち負けにこだわる将棋には意味がない。
結果だけならジャンケンでいい、決まり形でやっていて将棋をやる意味があるのか?」 - 「アイルトンセナは時速300キロの世界で神の存在を見たと言った。将棋にも思考の最中、時速300キロの世界がある」
- 「自分自身を裏切らない努力の姿勢が、未来の結果として現れてくる」
- 「平均点を目指すと、限界も決まってしまう」
- 「私は才能は一瞬のひらめきだと思っていた。しかし今は10年とか20年、30年を同じ姿勢で同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。10年とか20年、30年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている」
- 「守ろう、守ろうとすると後ろ向きになる。守りたければ攻めなければいけない」
- 「欠点を裏返すと、それがその人の一番の長所であったりする」
- 「勝つのは一点差でいい。常にギリギリの勝ちを目ざしているほうが、むしろ確実性が高くなる」
- 「大差をつけて勝つ必要はない。常にギリギリの勝ちを目指しているほうが健全な状態」
- 「記憶する努力より忘れる努力が必要」
- 「何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている」 - 「努力が報われるのであれば誰でも努力する。結果が出ないかもしれないのに努力できる、それこそが才能」
- 「読み切っていれば怖くない」
- 「直感には邪念の入りようがない。長く考えると言うのは道に迷っている状態なんですね。
「勝ちたい」とか余計な思考も入ってくる。
だから、いくら考えても分からない時は、最初に戻って直感にゆだねることがよくあります」 - 「努力をやめてしまうのは、「それが、いつうまくいくかわからないからだ」と書きましたが、「もうダメだ」と思ったときは、結構いいところまできていることが多いものです。
そこからもうひと頑張りできるかどうかが、明暗を分けます」 - 「直感の七割は正しい」
- 「すでに過ぎ去ったことは仕方がない。私は、意識的に先のことを考えるようにしています。反省は勝負がついた後でいい」
- 「夢は目指した時から目標に変わる」
- 「山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには、「選ぶ」より「いかに捨てるか」の方が、重要なことだと思います」
- 「遠回りしながらも、もがいて身につけたものの方が、簡単に得たものよりも後々まで役立ちます」
- 「将棋は勝っても負けても自分の責任。自分の選んだ“手”がすべてなんです」
- 「リスクを避けていては、その対戦に勝ったとしてもいい将棋は残すことはできない。次のステップにもならない。それこそ、私にとっては大いなるリスクである。いい結果は生まれない。私は、積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にすると、いつも自分に言い聞かせている」
- [現代は様々なリスクが定量化されているので、必要以上に数値にとらわれると臆病になってリスクが取れなくなります」
- 「相手のことを知るよりも、自分自身が強くなればそれで済む世界だし、それを目指した方が本筋というか、王道という気がする」
- 「長い時間考えた手がうまくいくケースは非常に少ない」
- 「勝負に一番影響するのは「怒」の感情だ」
- 「追い詰められた場所にこそ、大きな飛躍があるのだ」
- 「「自分の得意な形に逃げない」ということを心がけている」
- 「同じ方法で悪くなる。だから捨てなきゃいけない。せっかく長年築きあげてきたものでも変えていかなくてはならない」
- 「楽観はしない。ましてや悲観もしない。ひたすら平常心で」
- 「ビジネスや会社経営でも同じでしょうが、一回でも実践してみると、頭の中だけで考えていたことの何倍もの「学び」がある」
- 「漠然とした不安は、立ち止まらないことで払拭される」
- 「簡単に、単純に考える」
- 「勝負の世界では、「これでよし」と消極的な姿勢になることが一番怖い。常に前進を目ざさないと、そこでストップし、後退が始まってしまう」
- 「知らない局面でこそ、その人が持っているものが問われる」
- 「ただ一局一局を大切に、そこにだけ集中して指してきた」
- 「将棋界は今、これまでの常識や当たり前だと思っていたことを全て切り替えて、新しい感覚に合わせていかなければ、という流れになってきている」
- 「将棋は自分の思う通りにならないからこそ、魅力がある」
- 「人生を諦めてしまう事は人間としてのプライドを捨てること」
- 「曖昧で答えのわからない状態というのは誰にとっても辛いものですが、私はそういう局面こそ強くなるチャンスだと常に考えるようにしています」
- 「ハートで考えるという概念がとても好きです」
- 「感性を研ぎすます秘訣は、ほかのジャンルの人と積極的に話し、聞くこと」
- 「難しい問題に対して、わからないと思いながら考え続けた根気。ずっと我慢して費やした時間。そうしたことがプロとして育っていくことを助けたのではないか」
- 「お互いの考え方の違いや棋風の違いを認識することから成立する対話もある」
- 「将棋というのは大海原のような世界ですね。指していると、人間の小ささを感じる」
- 「将棋に限らず何事でも発見が続くことが楽しさ、おもしろさ、幸せを継続させてくれる」
- 「忘れていくというのは次に進むための大事な境地 」
- 「いかに集中するかではなく、いかにうまく休むかということを考える」
- 「選んだ以上は後悔しない。あとは振り返らない」
- 「夜の闇が暗ければ暗いほど朝も明るくなる」
- 「知識は単に得ればいいというものではなく、知識を積み重ねて理解していく過程で “知恵” に変える必要がある」
- 「人間は将棋を理解していません。まだまだ知ることが、たくさんあります」
- 「好きなことなら時間が経つのも忘れてやり続けることができる。本当に夢中になったら黙っていても集中するものだ」
- 「負けた時には絶対に原因があります。必ず自分自身のなかにミスがあります」
- 「未知の局面に出くわした時、どれだけ素早くその局面に対応できる力を持つか」
- 「どんな場面でも今の自分を認めること」
- 「仕事の醍醐味とは情熱を持続すること。結果ではなく内容から面白さを発見すること。誇りと責任を持つこと」
- 「道の途中でも、その時にしか感じることができないものもある」
- 「今努力しても突然強くなるということはありません。反対に努力しないからといって突然弱くなるということもありません」
- 「リスクの大きさは、その価値を表しているものだと思えば、それだけやりがいが大きい」
- 「「自分を大事に」という気持ちを振り払って、負けるかもしれないが挑戦し続けようと思った 」
- 「真剣にその道を究めようとか、その道ひと筋でやっていこうという人は一種の狂気の世界というか、何かそういう線を越えないと、その先が見えないような気がします」
- 「人間には思考を省略して考えることができる。素晴らしい能力があるのですが、時にはそれが先入観や、偏見となって新しい発想を妨げることもよくある」
- 「将棋に限らず何事も幅広く、そして世間のペースでなく、自分のペースでものを考えたい」
- 「わかりそうだけれどもわからないことが一番楽しい」
- 「頭のなかに空白の時間をつくることも必要」
- 「発見と創造。それこそが私が将棋を指し続ける最大のモチベーション」
- 「独創的な思考や創造的な思考に頭を切り替える時、記憶は足を引っ張ります」
- 「温存しとこうとか、あとで使おうというのはダメで、今持っている力は早く使い切ったほうがいい」
- 「簡単な達成感でも積み重ねることによって自信がついてくる」
- 「勝とうとすることはある意味で欲である。その欲が考えを鈍くしたり、踏み込みを悪くする」
- 「必ず最後には踏み込んで勝負に出なきゃいけない時がある」
- 「力のある人が力を出していないのはすごく怖いんですよ」
- 「将棋の神様と(対局)…。角落ちならなんとか。香落ちでは・・・だめですね」
- 「頭の中に空いたスペースがないと集中できない。対局場に向かうために移動するとき、基本的になにも考えずに窓の外の風景を見たり、将棋に関係ない本を読む」
- 「(技術の囲い込みをせず研究成果を公にしてきたことについて)自分が思いついたことは、他の誰かも思いついているものなんです、ええ。これは経験則として、ほぼ間違いなくそうなんで。あんまり持っていてもしようがない、というのはあるんですよ」
- 「自分にとって大切なこと、価値があるものだと信じていれば、人に何と言われようが続ければいい」
- 「対局では不利ではない互角の局面でも、自力だけではなく「他力」を使う、つまり相手に手を委ねるという考え方が鍵になる局面が多く現れます」
- 「苦手なものを作らないということも勝負の世界では大事なこと」
- 「負ければ100%、自分が悪い」
- 「うまくいっていない時こそ、新しいことを試す、変化をしていく良いチャンス」
- 「プレッシャーがかかった時こそ、火事場の馬鹿力を出せる、自分の能力を発揮する、強くなるチャンスだと普段から考えておく」
- 「人間はたくさんの選択肢があるほど、行った選択について後悔しやすくなる」
- 「夢を叶える為には、とにかく続けること」
- 「プロとアマチュアの違いを定義するならば「自分の指したい手を指すのがアマチュア」「相手の指したい手を察知して、それを封じ込めることができるのがプロ」
- 「年齢を重ねると、経験を積んで物事のポイントが分かってきます」
- 「自分の進む方向について、私は筋書き通りに進んでいくのが、あまり好きではありません
- 「将棋はマラソンのようなもの。常にトップを走り続けなくてもいい。大事なことは、先頭集団の中に、いつも入っていること」
- 「手堅くやり続けるのは、長い目で見たら、一番ダメなやり方」
- 「リスクに踏み込むことが、大きな流れを掴んだり、勢いを呼んだり、ツキを呼ぶことになることもあります」
- 「(幸せとは?)日々の生活が充実していること、何か発見があること、面白さがあることだと私は考えています」
- 「自分が色々と変化すれば、多くの発見ができます」
- 「全力を出し切った時は疲れが残りません」
- 「幸せを実感するには、あまり高いハードルを設けないこと」
- 「成功は「こうなったら終わり、ゴールだ」というものでも、完成するものでもありません」
羽生善治の迷言
- 「講演でリスクを取ることの必要性を説いたら、ファンレターがきて、感動して仕事辞めました!って書いてあって、そういうリスクを取れって言ったんじゃないwと思いました」
- 「勝負に負けたら『羽生の時代も終わった』などと言う人も出てきます(笑)」
- 「A級に落ちると大変なんです」
- 「僕の顔ではなく、将棋を見てください」
- 「何のために闘うのかは、七十歳になってから考えたいと思う」
最期に米長邦雄先生と羽生善治先生の会話をご覧ください。
米長「昼は僕がご馳走するから何でも食べてくれ」
羽生「じゃあざるそばで」
米長「もっと(いいもの)頼め」
羽生「じゃあ大盛りで」
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