【桐谷広人】元プロ棋士から株主優待生活の「桐谷さん」に転身 | ブラジルから王手飛車取り

【桐谷広人】元プロ棋士から株主優待生活の「桐谷さん」に転身

365日株主優待生活で知られる“桐谷広人”さんについての記事です。
元プロ棋士であり、現役時代はその記憶力の良さから”コンピュータ桐谷”と呼ばれるほど秀才で、株では1億円儲けてはバブルで失い、その後3億円を株で築きますがリーマンショックで失ってしまいます。
二度の失敗から学び「暴落に備えた投資」という考えから”株主優待”にシフトチェンジします。
現在では1000銘柄の株を保有し、総資産は4億円という桐谷さんについて詳しく解説しています。

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桐谷広人とは

  • 名前: 桐谷広人(きりたにひろと)
  • 出生地: 広島県 竹原市
  • 生年月日: 1949年10月15日
  • 師匠: 升田幸三
  • 弟子: 大平武洋、今泉健司
  • プロ入り年月日:1975年7月14日(25歳)
  • 引退年月日:2007年3月31日(57歳で棋士を引退)
  • 通算成績 327勝483敗

 

師匠は升田幸三先生というから凄いですね。

「升田幸三門下」という名前だけで拍がある感じがします。

桐谷さんの弟子でプロ棋士になったのは大平武洋先生と今泉健司先生の二名です。

お二人とも師匠ゆずりの少々変わった経歴や癖をお持ちです。

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プロ棋士時代の桐谷さん

高校時代は、県内一の秀才と言われていた桐谷さん。

プロ棋士としての現役時代は、局面の一部分を見ただけで、いついつの誰と誰の対局と間髪入れず答えることで”コンピューター桐谷”と呼ばれていたほどの記憶力の持ち主でした。

現在もその記録力は健在で、保有している株1000銘柄を全て覚えていて、かつ、株主優待券の使用期限も頭に入っているそうです。

プロ棋士時代の棋風は受け将棋で、相手の攻めに丁寧に面倒を見る指し方は”桐谷マッサージ”と称されていました。

升田幸三門下ですが、米長邦雄(永世棋聖)との交流が多かったようで、プロ棋士としての現役時代は著作の代筆などをして20年以上米長先生を慕っていました。

しかし、米長先生に「故郷の広島に婚約者ができました」と報告すると「一度会わせろ」ということになり、婚約者の彼女と米長先生を会わせることに…。
その後、その彼女に一目惚れした米長先生は広島に通い続け、彼女に婚約を破棄させ、代わりに自分の愛人にしてしまいます。

桐谷「私は彼女のことを諦めきれず、あらためて結婚を迫ったんです。すると「私は米長さんの愛人になったから、桐谷さんとは結婚できません」と言われ、私は自分の耳を疑いました。」

桐谷さんは米長先生のために婚約者と破局を迎えたことが一度ならずとあったといいます。

ちなみに、当時、愛人の多かった米長先生はその愛人達との連絡係として桐谷さんを使っていました。

そんなことがあって、桐谷さんと米長先生との関係は最悪になり、桐谷さんは後に米長先生のそのような裏の顔をマスコミに告白しています。

現在でも桐谷さんは独身で、好みは吉瀬美智子さんだそうです。

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株との出会い

25歳でプロ棋士になった桐谷さんが、株と出会ったのは34歳の時でした。

将棋の棋戦の中に証券会社がスポンサーとなっているのがあり、そのきっかけで東京証券協和会の将棋部の師範をしていました。

桐谷さんの師匠である升田幸三先生は競馬や競艇などのギャンブルごとは一切やらない方でした。

その影響からか、桐谷さんも当初は株に抵抗があり「投資はギャンブル」という概念があったため、東京証券協和会での20面指し等の指導対局を終えると、すぐに帰っていたそうです。

そんなことが5年間ぐらい続いたある時。

将棋が大好きな営業所長の証券会社の人にお茶とかお茶菓子をごちそうになっていた桐谷さんは、いただいてばかりではいけないと思い、そこでなにか買ってあげようと思い、お返しとして買ったのが”株”だったそうです。

ちなみに証券会社だったので”株”しか売っていなかったようです(笑)

訳もわからず買っていたら、1ヵ月もしないうちに5万円ほど儲かってしまった桐谷さん。

当時バブル経済ということもあり「株は永久に上がるもの」という考えが定着してしまった桐谷さんはその後、本格的に株を学び、どんどん株の売買に手を出していきます。

その結果、バブル時代に約1億円の資産を株で築きます。

しかし、4年かけて1億円にしたのが、バブルがはじけて8ヶ月間ですべて失ってしまいました。

それが将棋の対局ほうにも影響がでて、順位戦で初めての10戦全敗

当時、株を保有していたプロ棋士の方々はバブルの崩壊と共に将棋の成績も崩壊していったようです。

羽生善治先生もそのことを知っているので…。

「バブル崩壊によって先輩棋士たちが株で大損するのを、間近で見ていたので私はやりません」

と語っています。

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他人の失敗から学べる人は偉大ですが、世の中は広く、自分の失敗からも学べない人もたくさんいますよね。

バブル崩壊で痛い目にあったにも関わらず桐谷さんは「もう一度株をやってみよう」と奮起します。

「株は永久に上がるもの」

この考えがまだ桐谷さんの頭の中に残っていたんですね。

そのため、アメリカでサブプライムローンが問題視されても…。

「日本は関係ない。日本株は上がり続ける」

と信じていた桐谷さん。

当時、なんと3億円近く築いた株の資産は”リーマンショック”と共に下落し、5000万円にまで減ってしまいます。

2億5000万円も失ってしまい、株で儲けた分は全てなくなり、プロ棋士として稼いだ分もほとんどなくなってしまいました。

当時すでにプロ棋士を引退していた桐谷さんは自身の父親から2000万円近く貸り、そのお金を使って信用取引の建玉を返済をします。
こうしてギリギリのところで破綻を免れます。

 

株主優待にシフトチェンジ

リーマンショックで痛い目にあった桐谷さんは「株は永久に上がるもの」から「暴落に備えた投資」という考えになります。

”バブル崩壊””リーマンショック”の二回の失敗で学んだ桐谷さんは”株主優待”にシフトチェンジしました。

普通の”株”は多くの株を持っているほうが利回りが大きいですが”株主優待”のある株は多くの銘柄を持っているほうが得です。

たとえば、100株持っていても1000株持っていても株主優待のリターンは同じなんです。

そのため、桐谷さんは1000銘柄以上の株を保有されています。

実際に、家賃と公共料金の一部は株の配当金で払い、それ以外は全て株主優待で生活してるそうです。

株主優待とは、年に一回または半年に一回、なにかが送られてくる仕組みなので、ある日、メロンが送られてきたり、りんごが箱に入って送られてきたりといった感じです。

飲食系の会社の株主優待は使用期限があるものが多くそのため日本全国を自転車で爆走しています。

こうして桐谷さんは現在365日株主優待生活を送られています。

ちなみに、その自転車も”西友”の株主優待券で購入したもので、爆走しているイメージの強い桐谷さんの自転車での最高時速は48.3kmとのこと。

これは女子競輪の選手が出す速度と同じです(笑)

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テレビ出演でブレイクした桐谷さん

”カンニング竹山の銭ナール”に個人投資家としてゲスト出演したことを最初に、多数のテレビ番組への出演があり、フジテレビ系では”うもれびと” ”笑っていいとも!”
日本テレビ系では”月曜から夜ふかし”と立て続けにテレビ出演を果たします。

”月曜から夜ふかし”では「株主優待で暮らす桐谷さんシリーズ」が不定期で放送されて大ブレイクのきっかけとなります。

他にも”月曜から夜更かし”ではカジノで5万円38万円に増やした桐谷さん。

スタッフに「もうちょっと増やしませんか?」と促されるも、それを断りプラス33万円の収支で終えることで、引き際の良さが目立ちました。

「おそらく次やっていたら負けていたでしょう」と桐谷さん本人も後日談で語っています。

テレビ番組等でブレイクした桐谷さんは、ニコニコ動画の将棋放送のほうにもゲスト出演をし、将棋の解説を一部任せられますが、将棋のことはほとんど忘れてしまわれたんだろうなといった感じでした(笑)

その他CMやYouTube動画にも出演されています。

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