プロ棋士が女流棋士に生放送で告白!?山崎七段『矢内さんを諦めます!』

プロ棋士が告白

将棋界では生放送の解説中にプロ棋士が聞き手の女流棋士に告白したことがありました。
この記事では当時の状況を、その時の二人の会話で振り返ります。
本当に好きだったのでしょうか?本当に諦めてしまったのでしょうか?ネットのみならずテレビでも取り上げられたプロ棋士の公開告白の真実を後日談を元に解説している記事です。

棋士が生放送で告白

名人戦七番勝負の解説でのこと。
この日は生放送での解説でした。
解説者は山崎隆之七段と聞き手の矢内理絵子女流。

年齢は矢内女流が1歳年上というちょうどいい年齢差。

山崎先生は当時「西の王子」と呼ばれるイケメン棋士。
そして矢内女流はNHKの聞き手にも抜擢される安定感ある美人女流棋士です。

矢内理絵子女流の奨励会時代の事件【時計投げつけ事件の真相】
矢内理絵子女流は端正な顔立ちと透き通るような声から将棋のイベントや解説でも大人気の美人棋士です。 そして「戦いは最後の5分間にある」というナポレオンの言葉を座右の銘にした勝負師でもあります。 この記事では矢内理絵子女流を紹介すると共に、時計投げつけ事件を解説しています。

将棋の解説中に自分のうっかりミスに舞い上がってしまった当時の山崎七段と矢内女流のやりとりがこちらです。

生放送中にプロ棋士が女流棋士に告白

山崎「じゃあ同歩の一手ですね。」
矢内「もう断言してしまっても?」
山崎「大丈夫です!これ次の一手だったらね、もうね、本当…これで当たらなかったらもう…」
矢内「なんですか?」
山崎「…矢内さんを諦めます。
矢内「何を言ってるかよくわからないです。」
山崎「僕もよくわからないです。」

照れくさそうに笑う矢内女流。

「うっかりがあって舞い上がってしまいました。」

と恥ずかしそうな山崎七段。

この「矢内さんを諦めます宣言」は当時、棋士の生放送中の公開告白として知れ渡り、ニコニコ動画やYouTubeですごい再生回数を叩き出し話題になりました。

 

公開告白の真相

どうして公開告白をしてしまったのか後日談があります。

結論から言うと、あれは告白ではなくボケたつもりだったとのこと。

山崎先生は関西出身のプロ棋士で「西の王子」や「チョイ悪王子」の愛称で女性ファンからも人気があります。
そして過激なジョークを発するユーモアを持った関西人でもあります。

「これで当たらなかったらもう…」のあとにボケに入るつもりだった山崎七段がその時、生放送だと言うことに、ふと気付いてしまって起こったハプニングなのだそうで。

いつものようにテンポ良くジョークを飛ばすつもりだったが、生放送だということに気付いて、口ごもってしまった。
そして、あろうことか矢内女流自身も「なんですか?」と聞いてしまった。

そしたらボケであるはずの「矢内さんを諦めます!」がかなり本気っぽく聞こえてしまった。

というのが真相です。

ちなみに山崎先生も矢内女流もお互いにそんな気は全くないとのことです。

 

7年越しのオチ

この告白解説が放送された7年後。

女流王座戦の前夜祭で矢内女流の結婚を祝うサプライズイベントがありました。
(矢内は一般人男性と結婚)

そこにプレゼンターとしてサプライズ登場したのは花束を持った山崎先生。

壇上で矢内女流に花束を渡すという役目を終え「矢内さんに一言」とうながされます。
それでマイクを持った山崎先生は一言。

「あきらめます!」

その日一番の笑いと拍手が会場中に響きました。

「プロ棋士が告白!?」と話題になって7年間、色々な誤解を受けてきたであろう山崎先生にあっぱれです。

【厳選】将棋界の七人のかわいい女流棋士!
将棋界には美女が多い。 香川愛生、室谷由紀、中村桃子、竹俣紅、伊奈川愛菓、渡部愛、里見早紀。 将棋を指す手つきと眼光は勝負師そのものだが、解説会プライベートやイベントでは”華”となる女流棋士。 この記事では将棋界のかわいい女流棋士を7名に厳選して紹介しています。
【厳選】将棋界の七人のイケメン棋士!
個性豊かなプロ棋士の方々ですが、この記事では将棋界のイケメン棋士を紹介しています。 斎藤慎太郎、佐々木勇気、阿久津主税、中村太地、黒沢怜生、都成竜馬、澤田真吾。 ”王子”の異名を持つ棋士からクール男子まで、将棋を指すイケメンたちを紹介している記事です。

 

タイトルとURLをコピーしました