将棋界のモグモグ投了事件【丸山vs藤井のA級順位戦最終局】

モグモグ投了

将棋界では、もはや伝説になった”モグモグ投了事件”を解説している記事です。
「モグモグしてますねぇ」と解説された丸山忠久九段の食べっぷり、そして対藤井猛九段戦でのモグモグ投了エピソード。
丸山九段のカロリーメイト愛が止まりません。

モグモグ投了の真相

モグモグ投了は食べ物をモグモグしながら「負けました」って投了することじゃないんです。

さすがにそんな行儀の悪いことはしません。
しかも棋士ですから、礼儀と節度ある行動をします。

この「モグモグ投了事件」が起こったのは丸山忠久九段と藤井猛戦九段の対局です。

2007年度のA級順位戦の最終局でした。
その日は最終局とあってA級棋士は全員一斉対局。
その内の一局が”丸山藤井戦”でした。

その日の対局は、丸山優勢で終盤に入りました。
そして、深夜12時を過ぎた頃。
丸山九段はコンビニの袋からカロリーメイトを取り出し、食べ始めます。

A級順位戦最終局のすごい緊張感に包まれている中、一人モグモグとカロリーメイトを食べる丸山九段。

「丸山さんは栄養補給という場面です。」
「モグモグしてますねぇ」
「ポーカーフェイスが極まっている。」

と解説者達が丸山九段のモグモグ姿を解説。
聞き手の千葉涼子女流は「用意周到丸山流」と丸山九段を表現。
このように現地の解説者達がモグモグしてる丸山九段に夢中になっていました。

そんな中、藤井猛九段が一分将棋に入り、終局近しの雰囲気。

それでもまだカロリーメイトを食べ続ける丸山九段。

2本目のカロリーメイトを食べ終え、さらに3本目を取り出し、食べ始めます。

モグモグモグモグ…

と秒読みが進む中「負けました…」
ここで藤井猛九段の投了となりました。

丸山九段のモグモグ中に藤井九段が投了

これが将棋界に伝わる伝説の”モグモグ投了”です。

 

モグモグ投了はなぜ起こったのか!?

以下は推測です。

きっと藤井九段も丸山九段が食べ終わるのを待っていたんじゃないかなと思います。
丸山九段が食べ終わってから投了しよう」と、1分将棋になっても待っていた。
でも、2本目を食べた後、間髪入れずに丸山九段が3本目を食べ始めてしまった。
秒も読まれていて時間がないので、相手がモグモグしてる中「負けました」と、投了せざる得なかったというのが当時の藤井九段の心境なんじゃないかと思います。

ちなみに、この映像を見た木村一基九段は「これは貴重な映像ですよ。」とモグモグ投了を貴重映像認定しています。

 

丸山九段のカロリーメイト愛

実は丸山九段は大のカロリーメイト好きなんです。
ドリンクタイプのカロリーメイトも対局中に飲むほどのカロリーメイト愛好家です。

対局中は3~5本のカロリーメイトを常備している丸山九段。
昼食の注文でもカロリーメイトを2箱注文するのも普通です。

丸山九段がタイトル戦に出る時なんかは、控室に山盛りのカロリーメイトを用意しておくのだとか。
味の種類が足りず買い足しに行くこともあったようです。

丸山九段はこのモグモグ投了事件で、カロリーメイトを食べながら、相手を投了に追い込んだことで有名になり、ネット上では冗談で「丸山をカロリーメイトCMに!!」と大盛り上がり。

このファンの声が通じたのかはわかりませんが、2018年に丸山九段は本当にカロリーメイトのCMにも出演することになりました。

 

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