羽生善治

【羽生マジックまとめ】伝説の”ベスト5をランキング形式で紹介

羽生善治永世七冠の"羽生マジック"のまとめ記事です。
大逆転、詰み、一気に終わらせる羽生先生の伝説的妙手それが羽生マジック。
その凄さと衝撃、をランキング形式で発表します。

5位:9八角打ちで大逆転

第5位は2007年10月のNHK杯で行われた羽生善治vs中川大輔戦です。

一次は千日手かと思われたこの対局ですが、羽生先生が勇気ある決断で千日手を打開します。

その後、羽生先生は劣勢に追い込まれ、中川勝勢の将棋に。

しかし羽生先生が放った”9八角打”で、いつの間にか羽生勝ちになっていた将棋です。

解説の加藤一二三九段も「ひえー!」と叫び仰天していました。

最後は”歩”の枚数がちょうど足りたことで中川玉を即詰みに打ち取りました。

解説の加藤九段含め、当時の視聴者も詰み筋に入ってからようやく羽生先生の大逆転勝ちに気付いた衝撃の一局です。

羽生vs中川戦のさらに詳しい解説は以下の記事からご覧ください。

4位:8六銀の天才の詰み

第4位は2013年3月のNHK杯準決勝の羽生善治vs郷田真隆戦での一手。

中飛車にした羽生先生が放った”6二歩”が受けの手かと思いきや、なんと”詰めろ逃れの詰めろ”でした。

その後、王手をかけ郷田玉を即詰みに打ち取ります。

その詰み手順中に苦悶の表情を浮かべ、頭を抑えながら指した”8六銀”

これは敵の”歩”の前に打った、タダ捨ての銀でした。

解説の先崎九段が「天才の詰みだ」と称賛した一局です。

羽生vs郷田戦のさらに詳しい解説は以下の記事からご覧ください。

3位:9四金の金合い

第3位はこちらもNHK杯から。

2012年2月に放送された羽生善治vs渡辺明戦のNHK杯決勝での対局です。

この対局は羽生先生にとってNHK杯4連覇、そしてNHK杯史上最多の20連勝目がかかった対局でした。

最終盤、羽生先生が渡辺玉に詰めろをかけて、手を渡します。

それに対し、もちろん渡辺先生は羽生玉に王手王手で迫り、詰ましに行きますが…。

”9四金”の伝説の金合いで”詰み”を逃れ勝利します。

ちなみに”金”以外の合い駒では”詰み”でした

そんな詰み筋を30秒将棋で読み切った羽生先生にラジオ解説を勤めていた米長先生は「よく30秒でこんなことが読めますね」とコメント。

羽生vs渡辺戦のさらに詳しい解説は以下の記事からご覧ください。

2位:6六銀で千日手

第2位はタイトル戦から。

2012年の王座戦第4局での羽生善治vs渡辺明戦の”6六銀”です。

終盤、渡辺勝勢で進んだものの、羽生先生の伝説の妙手”6六銀”で千日手になった一局です。

この”6六銀”は相手の”歩”の前に打った想像を絶する一手でした。

当時、ニコニコ動画で解説をしていた浦野先生も「えーー!なにそれ!?」と驚愕。

ちなみに指し直し局では羽生先生が勝っています。

こちらの伝説の”6六銀”の羽生vs渡辺戦のさらに詳しい解説は以下の記事からご覧ください。

1位:伝説の5二銀

第1位は言わずもがな伝説の”5二銀”です。

1989年2月のNHK杯トーナメントの二回戦。
羽生善治vs加藤一二三戦での羽生マジックです。

まだまだこれからの将棋だと思われていたのですが…なんと”5二銀”の一発で終わらせてしまいました。

”5二銀”に解説の米長先生は「おおおー!やった!!」と絶叫。

伝説の”5二銀”の羽生vs加藤戦のさらに詳しい解説は以下の記事からご覧ください。

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