【藤井聡太の強さの秘密】なぜ読みが早いの?初タイトル獲得まで忖度無しでまとめました

藤井聡太強さの秘密

羽生「藤井聡太が現れて将棋界全体のレベルが底上げされた」
数々の最年少記録を叩き出し将棋界のトップを走る天才少年。
その強さの秘密は「光速の終盤力」「符号読み」「負けず嫌いな性格」
頭一つ抜き出た存在として注目されている”藤井聡太”についての記事です。

 

天才・藤井聡太とは

  • 2002年7月19日 生まれ
  • 愛知県 出身
  • 杉本昌隆 門下
  • 居飛車党

藤井聡太の最年少記録

  • 詰め将棋解答選手権優勝(12歳)
  • 奨励会三段昇段(13歳2か月)
  • 四段昇段(14歳2か月)
  • 初勝利(14歳5か月)
  • 一般棋戦優勝(15歳6か月)
  • 六段昇段(15歳6か月)
  • 七段昇段(15歳9か月)
  • タイトル挑戦(17歳10か月20日)
  • タイトル獲得(17歳11か月)
  • 二冠(18歳1か月)
  • 八段昇段(18歳1か月)

 

史上最年少プロ棋士として話題になり、デビューから負けなしの29連勝という大記録をたたき出し、藤井フィーバーを巻き起こしました。

負けなしで29連勝は漫画だったら企画の段階でボツになるような凄すぎる偉業です。

しかし、上記の記録の中で一番スゴイのは”詰将棋解答選手権で12歳で優勝したこと”です。

詰将棋解答選手権は大人やプロ棋士も参加するのですが、見ただけで嫌になるような何十手詰めという詰め将棋を何問も解かなくてはいけません。
そんな詰将棋の世界大会のようなところで12歳(当時小学6年生)で優勝したことは信じられないことなんです。

以下は12歳で詰将棋解答選手権で優勝したことについてのコメントです。

6年生で詰将棋選手権優勝は……とても現実とは思えないですね。(森下九段)
僕はその話を聞いた時、心臓が止まるかと思いましたから。(津江記者)
それぐらいのことですよね。(深浦九段)

引用元:wikipedia

 

藤井聡太の強さの秘密

読み方が異次元

将棋を読む時は普通”脳内盤”という頭の中の将棋盤を動かして読みをいれます。

頭の中に81マスの盤面と40枚の駒を想像だけで作りだし、自由に動かす。これだけでもかなり凄いのですが、天才藤井聡太は違うんです。

藤井聡太は”符号”で読みます。

8三玉、7三角成、同玉、8一銀打、4六角打、7二銀成…。

このように符号だけで読みます。

符号だけである程度のところまで瞬時に読んでしまって、そこから脳内盤を使うといった感じです。

正直、符号だけでどうやって読めるのか理解できないですが、藤井聡太自身がそう言っています。

このように普通の人や棋士と違う読み方をすることで、コンピュータのような尋常ではない読みのスピードを生み出しています。

符号読みを詳しく解説している記事はこちら

 

光速の終盤力

羽生善治は藤井聡太の将棋を「”光速の寄せ”を彷彿とさせるような将棋」と表現しています。

その他にも渡辺明も「藤井聡太の棋風は谷川浩司のような終盤型で、谷川のような勝ち方をする」という趣旨を述べています。

特に際立ったのは初のタイトル獲得となった渡辺明棋聖(当時)との棋聖戦五番勝負です。

第一局では終盤に渡辺明棋聖の16手連続王手を間違えることなく、受け切り勝利を納めています。

ちなみにこの16手連続王手は1手でも間違えると渡辺勝ちというドキドキハラハラの終盤戦でした。
しかし、この時の藤井七段(当時)は難解な局面の時に出る”独り言を呟く”という癖もでることなく、落ち着いた表情で読み切ってしまっていました。

この終盤力の強さや読みのスピードは何万と解いてきた”詰め将棋”によるものだと考えられています。

そして、さらに凄い終盤力が棋聖戦の第二局で全員を驚かせた”3一銀”です。

棋聖戦第二局

6六角と打った局面

これは先手の渡辺明棋聖が6六角と打った部分図です。

後手は2二にいる金を守る手を指さなければいけないのですが、藤井七段はここで誰も予想していなかった”3一銀”を指しました。

この手は将棋ソフトでも候補手に挙げていない手でしたが、結果は藤井勝ち。

この3一銀という手は将棋ソフトに5億手読ませても候補手に挙がらない手なのですが、6億手読ませてみると、最善手として”3一銀”を突如として挙げてきます。

常識に捉われない手を指すのが藤井将棋」とトップ棋士である広瀬章人九段は述べています。

以下、敗れた渡辺明の感想です。

「負け方がどれも想像を超えてるので、もうなんなんだろうね、という感じです」

渡辺明のブログより引用

 

負けず嫌いな性格

子供の頃、藤井聡太先生が谷川浩司先生に2枚落ちで指導対局を受け時、泣いて盤にしがみついて離れなくなった話は有名ですね。

将棋にも”負けず嫌い”な性格は現れています。

渡辺明との棋聖戦でも藤井聡太は戦型をあえて”矢倉”に誘導し勝利しました。
矢倉は渡辺明が最も得意とする戦型で、羽生との3連敗から4連勝した伝説の竜王戦も”矢倉”で流れを変えました。

相手の最も得意とする戦法を受けて立つのは、将棋界で一番負けず嫌いだと言われている羽生のスタイルです。

その他、藤井聡太は、悪手を指してしまった時や、ミスをしてしまった時には、自らの膝を叩くと言った仕草も見せます。

人一倍負けず嫌いな性格が勝利への執念を生むのでしょう。

created by Rinker
彩流社
¥1,540 (2021/10/28 17:41:13時点 Amazon調べ-詳細)
タイトルとURLをコピーしました