渡辺明と言えば中学生棋士であり永世竜王の資格保持者。
妻である伊奈めぐみに”ぬいぐるみ好き”を暴露されて以来、就位式でもぬいぐるみを贈呈されるほどに。
自宅にあるぬいぐるみの数は50体以上。
そのぬいぐるみ達すべてに個性があり細かい性格まで設定されています。
渡辺明のぬいぐるみ愛が止まりません。
渡辺明とぬいぐるみ
渡辺明先生のぬいぐるみ好きが世間に周知されたのは妻の伊奈めぐみさんからでした。
”妻の小言”というブログを書いている伊奈めぐみさん。
そのブログで夫である渡辺明先生のぬいぐるみ愛を暴露しました。
今朝、旦那がいつものようにぬいぐるみと一緒に寝て、なかなか起きてこなかった。
私 「早く起きないとぬいぐるみが好きなこと書いちゃうよ」
旦那 「いいよ」
私 「……ほんとに書いてもいいの?」
旦那 「いいよ」
私 「いい年したおっさんがぬいぐるみが好きなことは、恥じるべきことではないと?」
旦那 「うん」
私 「……」
布団にくるまりながら堂々と答える旦那 ”渡辺明”に初めて男らしさを感じたとブログでは綴っています。
最初に妻の伊奈めぐみさんが渡辺先生のぬいぐるみ愛に気付いたのは結婚する前の”犬”の会話からでした。
渡辺先生が「犬飼ってるよ」と言うので「犬飼ってるんだぁ」と思い、犬の話をしていると、どうも話が噛み合わない…。
よくよく聞いてみると、ぬいぐるみの犬のことだったようで、渡辺先生にとっては”犬”も”ぬいぐるみの犬”も同じなんだそうです。
そのことを理解した奥さんは絶句。
”将棋の渡辺くん”のぬいぐるみネタ
漫画”将棋の渡辺くん”でもたびたびネタにされるぬいぐるみ愛について。
渡辺先生本人から「ダメ」と言われたことはないようで
渡辺先生自身も
「15歳でプロ棋士になり、記事で自分のことを書かれることに慣れているので、気にしていません」
とのこと。
”将棋の渡辺くん”の5巻には”グレーシール”というアザラシのぬいぐるみと”ころりんザメ”というサメのぬいぐるみが登場しています。
5巻の帯には「ぬいぐるみ時々タイトル戦」というキャッチコピー。
ぬいぐるみの一軍と二軍
渡辺明先生のぬいぐるみ好きは、ぬいぐるみを集めていた母親から影響を受けたものだそうです。
家には50体ぐらいのぬいぐるみがいるそうで、実家のも合わせると100体を超えるとか。
渡辺家のぬいぐるみにも一体一体に色々な設定があり、名前や性格はもちろん将棋の強さを表す棋力まで事細かに決まっているそうです。
そんなぬいぐるみ達にはシビアな上下関係があり、主力メンバーと控えメンバーとではっきりと区別されている渡辺家のぬいぐるみ達。
前から持っていたぬいぐるみが主力メンバーを占め、新規加入したぬいぐるみが主力メンバーにいきなり入ることはほぼないと言います。
その理由として渡辺先生曰く「昔からいるメンバーの中にいきなり新しいのが入ってきたら嫌でしょ?」とぬいぐるみ目線で回答。
ちなみに主力メンバーは20体ぐらいで、控えメンバーは30~40体ぐらいいて、控えメンバーは箱の中に入れられているそうです。
どうしても捨てられないとのこと。
ぬいぐるみ好きエピソード
以下、渡辺明先生のぬいぐるみエピソードを箇条書きでまとめてみました。(敬称略)
- 売り物のぬいぐるみはあまり触らない渡辺明。理由は未来の飼い主に失礼だから。
- ぬいぐるみのことを"ぬい"と言う。
- ラッピングされてあるぬいぐるみがあると、他のぬいぐるみ達が「息苦しそう」と訴えてくるらしい。
- シュタイフ社製のピカチュウはドイツ出身で顔つきが違うので喋り方も違うらしい。
- ぬいぐるみは耳に当てて気持ちよさそうなのがベストだと断言。固いのはダメなんだとか。
- ぬいぐるみを抱きながら、ぬいぐるみ同士で会話させる。その会話にはもちろん本人も加わっている。
- 棋士仲間からぬいぐるみをプレゼントされると渡辺明は心の底から喜ぶ。
- ぬいぐるみと一緒に寝ることもある。
- 3~4日間家に帰らないタイトル戦では、1体ぐらいぬいぐるみを持って行きたい気持ちを抑えながら戦っている。
- 王将戦の就位式ではぬいぐるみ好きとのことなので”となりのトトロ”のネコバスのぬいぐるみを贈与されている。
- 妻がぬいぐるみ好きをからかうようなことを書いているが、全然気にしていない渡辺明。
ぬいぐるみは、普段から私を楽しませてくれています。一緒に遊ぶと気分転換になり、精神的に安定するのです。そういう意味では、将棋にもいい影響を与えてくれているのかもしれません」
by 渡辺明