女流棋士・渡部愛の絶叫エピソードを紹介している記事です。
ペア対局での「うわっちょ」や「あー!ごめんなさい!」と叫んでしまうことが定着しつつある渡部女流。
ちなみに絶叫系女流棋士と名付けたのは先崎学先生です。
悲鳴をあげる渡部愛
2022年6月5日
LPSA将棋フェス2022”企業対抗ペアマッチ”の準決勝
- 先手:加藤桃子清麗・山田洋次アマ(リコー)
- 後手:渡部愛女流三段・武田竜治アマ(トリプルアイズ)
ペア将棋ということで「勝てば喜びは2倍。負けても悔しさは半分」と中倉宏美女流。
長い中盤を経て終盤に入ると渡部・武田ペアが勝勢になります。
しかし、渡部女流が指した手に対して、王手馬取りがかかってしまい、それをを見た渡部女流はおもわず絶叫。
「あー! ごめんなさい!」
解説の佐藤天彦先生も「悲鳴がありましたね」と笑っていました。
以前もペアマッチの対局で、瀬川先生にいい手を指され「うわっちょ!」と叫んでしまった渡部女流。
「うわっちょ」はなかなか出てこないですが悲鳴は健在。
それでもこのあと、ピンチを凌いだ渡部愛女流・武田竜治アマ(トリプルアイズ)が勝ち、その後の決勝戦でも勝ち、優勝しています。
局後の大盤での感想戦では、全員から総ツッコミを入れられる渡部愛女流でした。
以下、対局相手のコメントです。
加藤桃子
「勝てなくて残念でしたが、有名なまなさんの叫び声が聞けて良かった」
山田洋次アマ
「あれが出たので、会場の皆さんも、満足して頂けたかと」
渡部愛の聞き手
AbemaTVトーナメントでの聞き手ではリアクションがかわいいと話題になった渡部愛女流。
AbemaTVトーナメントはフィッシャールールによる対局で、見ている側も手に汗握る将棋が魅力ですが、この時、聞き手として登場した渡部愛女流はチェスクロックが「ピッ、ピッ、ピー」と音を鳴らし始めると「うわー、すごい。ひやー!」と対局者よりも興奮。
そして、チェスクロックに対しても「いやあ、ピッピ鳴ってますね。うわぁぁぁ…」と対局者でもないのになぜか慌ていました。
さらに残り1秒というギリギリで指された場面では「いやー、ぴやー。心臓に悪い…。いや、うわっ!ああ、あ…」と、心の声が漏れまくり。
第2局の最終盤、渡辺三冠が王手飛車取りを決め、決着をつけた場面では、佐藤九段の飛車が抜かれる瞬間に「飛車がぁぁ…飛車がぁぁ…いやぁ…」と…。
とにかくおもしろい渡部愛女流でした。
今後の聞き手の時も楽しみです。
引用元:ニュース【ABEMA TIMES | アベマタイムズ】