この記事では水町みゆ女流についてまとめた記事です。
38年ぶりに福岡県から誕生した女流棋士・水町みゆ女流は奨励会試験に合格したこともあり、さらにはラジオ”女流棋士水町みゆの、まるで将棋だな”をメインパーソナリティとして勤め上げました。
その間には”九州大学”に現役合格と将棋以外でもなにかと忙しい水町女流についてまとめてみました。
水町みゆとは
- 名前:水町みゆ(みずまち みゆ)
- 生年月日:2001年4月21日
- 出身地:福岡県福岡市
- 師匠:島朗九段
- 学歴: 九州大学文学部
- プロ入り年月日:2018年5月1日(17歳)
- 女流棋士番号: 62
- 将棋:居飛車党
水町みゆ(福岡) 礒谷真帆(千葉) 山口仁子梨(岐阜)の告知用Xアカウントはこちら→@WJKS_Shogi
水町みゆ女流と将棋
水町女流が将棋を始めたきっかけは、兄でした。
兄が将棋をやっているのに影響され、そのまま福岡県の将棋道場に通い腕を磨きます。
小学6年生の時女子アマ王位戦優勝を果たし、2016年1月に九州研修会が発足すると1期生として入会し、順調に昇級していきます。
そして、同年の夏に腕試しのつもりで受験した奨励会試験に合格し、関西奨励会員になります。中学三年生の時でした。
しかし、成績不振からか2017年に奨励会を退会。
挫折を経験しますが、2018年に女流棋士になり2019年度には12勝10負と勝ち越す成績を納めています。
ちなみに水町女流が女流棋士になった2018年には、福岡市内でプロデビュー祝賀会が開かれ、、約100人の出席者が来場しました。
※福岡県出身の女流棋士の誕生は38年ぶり
水町女流と多忙な受験
高校2年で女流棋士になり、ずっと学業と両立してきた水町女流は”九州大学”を第一志望校として受験に臨みます。
しかし、大学入試センター試験の10日前にも関西で対局。
そしてFMのラジオ番組の収録も受験直前まで月2回あり、結migoto 局、数学が苦手なまま、受験に挑む水町みゆ女流でしたが、見事九州大学に合格します。
しかも現役合格です。
本人曰く「奇跡的に合格」と言っていましたが、謙遜かもしれません。
奨励会試験といい、試験に強い水町女流でした。
ちなみにその年の将棋の戦績は12勝10負と勝ち越しています。
※水町女流のラジオは”女流棋士水町みゆの、まるで将棋だな”(2019年1月6日~2019年12月まで隔週週送)
水町女流の夢のキャンパスライフ
晴れて九州大学の一年生として、入学した水町女流でしたが、夢のキャンパスライフはコロナ禍のため、1年生の時の前期はオールオンライン授業。
友達は一人もできなかったとか…。
大学に行ったのも一回だけだったようです。
しかし、後期からは週1回のキャンパスライフが実現。
順調に友達もできてきたが、大学内で感染者が出て、再びオンライン授業の毎日に戻るという…そんな水町女流のキャンパスライフでした。
水町みゆ女流の目標
水町女流には目標があるようで、明言はしていませんが。
『海外に日本の文化を広めたい』
と、インタビューでも語っています。
日本と言えばアニメや漫画が世界でも人気ですが、それ以外の日本の文化をもっと世界に広めたいそうで、その一つが将棋であり、かつ将棋を通して日本の文化を海外にも広めていきたい趣旨を語られていました。
ちなみに行ってみたい国はカナダとペルーだそうです。
ラジオから学業、将棋、国際交流と…とにかくやりたいことが多い水町女流。
「やりたいことが多すぎて、体が足りない。分身したいです」
と語っていました。
水町女流の一問一答
【休みの日は?】
家でゴロゴロしている
【好きな色】
青、黒、紫
【趣味】
音楽鑑賞、ドッジボール
キックボクシングを始めた(週1)
【幸せな時】
寝る時